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医療法人設立の流れ

医療法人設立の流れ|認可申請から設立後の届出までを行政書士が解説

医療法人設立は計画的な準備が重要です

医療法人設立は、株式会社の設立とは異なり、都道府県知事(または厚生労働大臣)の認可を受ける必要があります。

また、都道府県ごとに申請受付時期や事前協議の方法が異なるため、設立したい時期から逆算して準備を進めることが重要です。

ここでは、一般的な医療法人設立の流れをご紹介します。


STEP1 法人化の検討・初回相談

まずは、現在のクリニックの経営状況や将来の事業計画を整理します。

例えば、

  • 法人化する目的
  • 開設予定時期
  • 分院展開の予定
  • 事業承継の有無
  • 役員構成

などを確認し、法人化が適しているかを検討します。

この段階で行政書士へ相談しておくことで、その後のスケジュールをスムーズに進めることができます。


STEP2 設立スケジュールの作成

医療法人設立では、都道府県ごとに認可申請の受付時期が決められています。

そのため、

  • 事前協議
  • 必要書類の準備
  • 認可申請
  • 認可後の登記

までを逆算してスケジュールを組み立てます。

希望する設立日に合わせた準備が重要です。


STEP3 必要書類の作成

設立認可申請では、多くの書類を作成します。

主な書類には、

  • 定款
  • 設立趣意書
  • 事業計画書
  • 予算書
  • 財産目録
  • 役員就任承諾書

などがあります。

書類の内容に不備があると、補正や再提出が必要になることもあります。


STEP4 行政庁との事前協議・認可申請

書類が整ったら、都道府県との事前協議を行い、その後、医療法人設立認可申請を行います。

審査期間中は、追加資料の提出や書類の補正を求められる場合があります。

行政書士は、行政庁とのやり取りや補正対応もサポートします。


STEP5 設立認可・法人設立登記

認可後は、提携する司法書士と連携して医療法人設立登記を行います。

登記が完了すると、正式に医療法人として活動を開始できます。


STEP6 設立後の各種届出

医療法人設立後は、さまざまな行政手続きが必要です。

主な届出先は次のとおりです。

都道府県

  • 医療法人設立登記完了届

保健所

  • 診療所開設届
  • 個人診療所廃止届
  • 必要に応じた各種届出

厚生局

  • 保険医療機関指定申請
  • 施設基準届
  • その他必要な届出

設立後の届出まで完了して初めて、スムーズな法人運営を開始できます。


医療法人設立で失敗しないためのポイント

医療法人設立では、次の3点が特に重要です。

1.早めに準備を始める

申請時期は都道府県ごとに決まっているため、余裕を持った準備が必要です。

2.必要書類を正確に作成する

医療法人設立認可申請では、多くの書類が必要になります。

制度を理解したうえで、正確に作成することが重要です。

3.設立後の運営まで見据える

医療法人は設立して終わりではありません。

毎年の事業報告書等の提出や、役員変更、定款変更など、継続的な手続きが発生します。

設立後までサポートしてくれる専門家へ相談することで、安心して法人運営を進められます。


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