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相続手続きは自分でできる?自分でするメリットとデメリット

こんにちは、行政書士なかじま法務事務所の代表、中島(なかじま)です。今回は、「相続手続き」に関する重要なポイントを解説します。

相続は、人生において誰もが経験する可能性のあるイベントです。しかし、相続手続きは複雑で、専門知識がないと難しいと感じる方も少なくありません。

そこで今回は、相続手続きを自分で行うメリットとデメリット、専門家に依頼するケースについて解説します。

相続手続きとは?

相続手続きは、故人の財産や借金などを適切に引き継ぐための手続きです。遺産分割や税金の申告など、様々なステップがありますが、基本的な理解があれば、自分で進めることも可能です。

自分でできること

遺言書の確認

まず最初に、故人が遺言書を作成している場合は、その内容を確認しましょう。遺言書があれば、それに基づいて相続手続きが進められます。

財産の整理

故人の財産を整理し、詳細なリストを作成します。これには不動産、預金、車両、有価証券などが含まれます。公的な場での確認も必要です。

相続放棄の検討

相続したくない場合は、相続放棄の手続きがあります。ただし、放棄すれば法定相続人から除外されるため、注意が必要です。

 

相続手続きを自分で行うメリット

相続手続きを自分で行うメリットは、以下のとおりです。

  • 費用を抑えられる

相続手続きを専門家に依頼する場合、費用は数万円から数十万円程度かかります。一方、自分で行うことで、その費用を抑えることができます。

  • 自分のペースで手続きを進めることができる

相続手続きは、時間がかかる場合もあります。専門家に依頼する場合、スケジュールを合わせる必要がありますが、自分で行うことで、自分のペースで手続きを進めることができます。

  • 手続きの内容を理解しながら進めることができる

相続手続きは、法律や税金に関する知識が必要になる場合があります。自分で行うことで、手続きの内容を理解しながら進めることができるため、安心して進めることができます。

相続手続きを自分で行うデメリット

相続手続きを自分で行うデメリットは、以下のとおりです。

  • 手続きが複雑で時間がかかる場合がある

相続手続きには、戸籍謄本や遺産分割協議書などの書類を集める、遺産を分割する、相続税の申告をするなどの手続きが必要です。これらの手続きは、法律や税金に関する知識が必要になるため、複雑で時間がかかる場合もあります。

  • 専門的な知識や経験が必要になる場合がある

遺産分割協議で相続人間の意見がまとまらない場合など、専門的な知識や経験が必要になる場合があります。

  • トラブルが発生するリスクがある

手続きを誤った場合や、必要な書類を提出忘れた場合などは、トラブルが発生するリスクがあります。

相続手続きを専門家に依頼するケース

相続手続きを専門家に依頼するケースは、以下のとおりです。

  • 相続財産が多い場合

相続財産が多い場合、相続税の申告が必要になる場合があります。相続税の申告は、専門的な知識や経験が必要になるため、専門家に依頼することをおすすめします。

  • 相続人間の意見がまとまらない場合

遺産分割協議で相続人間の意見がまとまらない場合、専門的な知識や経験が必要になるため、専門家に依頼することをおすすめします。

  • 専門的な知識や経験が必要になる場合

遺産分割協議書の作成や、不動産の相続登記など、専門的な知識や経験が必要になる場合も、専門家に依頼することをおすすめします。

  • 手続きを早く済ませたい場合

相続手続きには、一定の期間が定められています。手続きを早く済ませたい場合も、専門家に依頼することをおすすめします。

まとめ

相続手続きは、自分で行うことも、専門家に依頼することもできます。どちらの方法がよいかは、ご自身の状況によって異なります。

相続手続きを自分で行うメリットとデメリットを理解した上で、ご自身に合った方法を選択されることをおすすめします。

行政書士なかじま法務事務所は、台東区にある行政書士事務所です。相続手続きをはじめ、遺言書作成、家族信託など、幅広い業務を取り扱っております。

相続手続きは、専門的な知識や経験が必要になるため、安心して手続きを進めるためには、専門家に依頼することをおすすめします。行政書士なかじま法務事務所は、相続手続きの豊富な経験と実績があり、お客様のご要望に沿った丁寧なサポートをさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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